濃厚好きにはたまらない!必食の濃厚鶏そばとあばら飯が中華そば屋の常識を覆す 祇園「やひろ屋」
ずっと気になっていたこちらへ、ついに初訪問です。
お好み焼き屋さんの2階にあります。
カフェではなく、喫茶店を思わせるゆったりソファー席が印象的な落ち着きのある店内。
お客さんが続々と入ってきます。
ぎりぎりすぐ着席できましたが、私たちの後からはすぐに階段に列が…良かった!
博多鶏そば、中華そば、あばら飯を注文。
すぐにあばら飯が運ばれてきました。
あばら飯
こちらは豚バラのブロックを甘辛く煮込んだものがオンザライスされています。
味付けは醤油感が強めの濃いめで、白米が進む!
トッピングの白ネギの辛味も美味しさを引き立たせてくれます。
ラーメン屋さんのご飯ものではよく、チャーシュー丼などがありますが、初めて美味しい!!と思いましたね〜
チャーシューがあれば端材が出るし、出汁殻などのロスを商品化したいと言うのは分かるのですが…やっぱり火の通りが過ぎる端材や出汁殻はパサパサしていたりで残念な印象の物が多かったんですが、これは違う!
余り物感が全くない。ゴロゴロっとした肉の塊!!
でもとろとろに柔らかく煮込まれていてトロける〜
でもちょっと重たいのもホンネ。
でもでもまた食べたくなる♪
そして『あばら飯』っていう気取らないネーミングセンスも好き。
大衆の食べ物はこう言う物でなくっちゃ!
あばら飯に感動している間に鶏そばと中華そばが到着。
博多鶏そば
こちらは鶏白湯のようです。
わざと泡立たせることもなく、自然な仕上がりで白濁しているだけでなく、黄金色の輝きもあります。
スープを一口飲んでみると驚きの濃厚さ!
豚骨に引けを取らないほどの旨味とコクが押し寄せる。こんな鶏そばは初めて食べました〜
鶏の出汁もしっかりと感じる好みの味わいですが、この濃厚さはインパクト大!!
鶏油や豚の旨味や脂もブレンドされているのかな〜私の舌では分かりませんが…
あばら飯も美味しいけど、白ご飯をインしたい衝動に駆られる〜
トッピングはレモンの輪切り、カイワレ、白ネギ、鶏チャーシュー、メンマです。
鶏チャーシューは低温仕上げで柔らかく、胡椒が効いていて美味しい。した味も割としっかりめです。
レモンはただのお飾りじゃなく、濃いめのスープに疲れてきた口の中をさっぱりリフレッシュさせてくれる名脇役!
麺はちぢれの中太麺で、好みにドンピシャ。スープが抜群に絡んで口の中に吸い込まれていきます。
食感はつるっとしていて、麺の風味しっかり感じられます。
中華そば
こちらは醤油ベースで、さっぱり仕上げなのか?と思いきや、ガツンとしたしっかりめの味付けと鶏油の濃厚さが強い旨味となって口の中に広がります!
トッピングはチャーシュー、白ネギ、ナルト、カイワレ、メンマ。
チャーシューは豚バラで醤油の風味しっかり。とろとろに煮込まれた角煮のようなものが3つも。
これで600円代だなんてコスパがすごいです。
麺は鶏そばと同じちぢれ麺。
鶏そばと違いさらっとしたスープですが、しっかりと絡めてくれます。
中華そばや鶏を使ったラーメンはさっぱりという常識を覆す濃厚さと感動をもらいました!
中華そばと鶏そばはもちろん、次はあばら飯と別で白ご飯も追加しようと思います!!