お鮨をとことん堪能できる赤坂の隠れ家「すし六香」
お寿司が食べたい!ということで、噂を聞いて初訪問です。
恥ずかしながら普段は回転寿司でも満足できてしまう程度の舌なので、あまりご参考にはならないと思いますぅ〜
この日は一万円のコースで予約です。
春らしい食材を沢山楽しませていただきました。
飯蛸と菜の花の酢味噌和え… 卵黄酢味噌が美味
お刺身盛り合わせは本わさびとワラビを添えて
四日熟成の鯛、ひらめ、ぶり、北九州のうに
黒むつの焼き浸し
みる貝の酢味噌添え
チーズの茶碗蒸し… とんぶりのぷちぷちが♪
蛍いかの混ぜご飯
あん肝
白えびの唐揚げ… ビールに戻りたいっ!
たいらぎ貝のヒモと銀杏
再び握り さより うに… うには2種類組み合わせ♪
白子のブランデー蒸し
再び握り あおりいか あ、あ甘〜い!!!
甘鯛のカブ蒸し からすみがけ
再び握り 赤むつの炙り いくら軍艦 しめさば 鰆の燻製 煮穴子 いなり たまご
どれも美味しかったですが、個人的に印象に残っているのはこちら。
飯蛸と菜の花の辛子酢味噌和え、熟成鯛の握り、あん肝、あおりいかの握り、いなり
飯蛸と菜の花の辛子酢味噌和え
辛子酢味噌におそらく卵黄を混ぜ込ませていて、こっくりとまろやかで、菜の花と飯蛸の春コンビを上品に美味しく頂けました。
熟成鯛の握り
熟成されて鯛の旨味をダイダイ(多分…の香りと酸味がキュッと引き締めてくれて本当においしかった!
握りはどれも口に入れると『ほどける』という表現がまさにぴったりな感じでほろりとネタと馴染みます。これが本物の鮨なんだろうなと、思います…
また、握りは全て大将が味付けをしてくださるのでそのまま頂くのですが、何種類かのお醤油や塩にダイダイやカボスなどの柑橘を利かせたり、煮たり炙ったり、隠し包丁を入れて食感をよくしたり…
手仕事の丁寧さが伝わってくるものばかりでした。
あん肝
こんなにもあん肝があまいだなんて知りませんでした。あん肝ポン酢しか食べたこと無かったんですが、あっさり目の甘い出汁で炊いてあり、添えられていた本わさびで頂きましたが、驚きのおいしさでした。
実はあん肝ちょっと苦手だったのですが、これなら食べれるどころでは無く、大好きになってしまうほど。
あおりいかの握り
甘くねっとりとろけて舌に絡む。
イカってこんっっっなに甘いんですね。
イカのお寿司をここまで美味しいと感じたのは初めてです!
いなり
まな板の上でくるくるっと巻かれる様も見もの。
大きいので南関揚げと思いますが、上品かつ甘めに炊かれたいなりがぐるぐる巻かれることで、食感が面白く抜群で、とっても印象的です。
珍しいと感じたのはコースの途中にお鮨を挟み、また一品お料理が出され、またお鮨…という流れ。
お肉や揚げ物、メインと呼ばれるようなものはありませんでしたが、おかげで食べたかったお鮨をガッツリと堪能することができました!
そう、コースが食べたいんじゃなくて、「お鮨」を食べたいの!という個人的な想いに沿っていて、だから大満足でした!